男性の多くの方は一度はフケに悩んだことがあるはずです。ふと髪を手ぐしした後の手を見ると白い細かいフケが付いていて落ち込んだことがあるのではないでしょうか。フケは日頃の頭皮の手入れ次第で発生を抑えることが可能です。
フケは頭皮の古くなった皮膚が剥がれ落ちることによって発生します。その原因はマラセチア菌と呼ばれる真菌（カビ）にあると言われています。フケは主に脂漏性と乾燥性に分けられます。前者は皮脂の発生が激しく、皮脂をエサとするマラセチア菌が繁殖することによってフケが発生します。後者は逆に皮脂が少なく頭皮がダメージを受けることによってフケが発生します。
それぞれ違った日頃の手入れが必要となってきます。脂漏性はなにより頭皮を清潔に保つことが必要です。そのために毎日1回のの洗髪はもちろんのこと、シャンプーの仕方にもコツがあります。シャンプーをよく泡立て、指の腹でマッサージするように洗いましょう。決して爪をたててはいけません。そしてすすぎもしっかりとシャンプーが残らないように流しましょう。乾燥性の場合は、上述のシャンプーの後に、優しくタオルドライで水分を取り、乾かない内につばき油やワセリンなどの保湿剤を頭皮に塗り込みましょう。