近年、毎年夏は猛暑ですね。一昔前なんかだと30℃を記録すると大騒ぎだったのに、いまや35℃超えも珍しくないぐらいです。そのため、ニュースなども暑さや熱中症ばかり取り上げるのですが、紫外線についても注意するようにしておいた方がいいでしょう。これだけ暑いので、外にちょっと出ただけで日に焼けてしまいます。私なども、長時間外に出る時には日焼け止めや長袖などで予防を欠かしていないにも関わらず、ここ数年ふと（なんでこんなに焼けているのだろう？）と思うことがしょっちゅうです。そして、あまり気にされていないかもしれませんが、目だって日焼けするということをご存知でしょうか。

例えば、角膜に紫外線があたると、角膜が炎症を起こし、強い目の痛み、充血といった症状が出ることがあり、さらに、ダメージを受け続ければ蓄積され、目の細胞を破壊します。これが、白内障などの病気につながることもあるので注意が必要です。目には日焼け止めは濡れないのでサングラスなどUVカットしてくれるものかけておくといいでしょう。コンタクトレンズの場合でも、最近ではUVカットコンタクトレンズは増えていますし、WAVEのような激安で買えるUVカットコンタクトレンズだってあります。特に夏は、それだけ暑いのですからとにかく汗をかきます。室内外の温度差も違い、色々と眼鏡では不便ですから、UVカットコンタクトが色々と便利でいいですよ。

最近の研究によると、紫外線を多く浴びた目ほど、白内障になりやすいという研究結果があります。近視の人も白内障になりやすいのですが、それでもそのリスクは3.8倍程度と言われています。更にそこに紫外線の被曝量が多くなる（日本では1日8時間以上を屋外で過ごした場合）と、白内障のリスクは24倍にまで引きあがるというのですから、目の紫外線対策はとても重要ということがお分かりいただけるのではないかと思います。